朝日新聞社は甲子園球場に屋根をつけるべし

朝日新聞社甲子園球場に屋根をつけるべし

第100回全国高校野球選手権記念大会が終わった。

結果はさておき、SNSを見る限り、高校野球が人々に感動を大きな与えるコンテンツである事は100年経っても変わらない様だ。
この先何年も廃れていく事なく続くだろう。 今年も何事もなく無事に終わり、ひとまずは良かったと思う。

しかし、思い出して欲しい。
今年の夏は高校野球が始まるまでに、この時期の開催に批判が出てなかったか?
そう、酷暑による熱中症の危険性である。
近年平均気温が上昇しており、特に今年は7月から8月にかけて連日記録的な猛暑日が続いた。
全国で、熱中症で搬送される人数も数千人を超える日もあった。
この様な時期に、炎天下の甲子園球場で何日も試合を実施する事に批判が出ていた。
時期を変えるべきではないかとの批判に対して、高野連も主催者である朝日新聞社も、何一つ変える事は無かった。
唯一、試合中に給水の時間なるものを取ってお茶を濁しただけでは無かったか。

このままでは、選手もしくは観客の誰かが熱中症で死亡するまで炎天下の甲子園球場での野球大会を続けるに違いない。

朝日新聞社高野連も間違いなく何もしないと断言する。

時期を変える事は以下の理由で拒否するであろう。
曰く、「長期休暇中でないと生徒の勉学に差し支える。」「夏を過ぎると3年生の進路の選択に影響が出る」等々。

しかし、真夏の実施でも簡単な解決策がある。

冷房の効いた屋根のある球場で行えば熱中症の危険性は激減するではないか
京セラドーム大阪でも、東京ドームでも、ナゴヤドームでも、何なら札幌ドームで行えば涼しくて快適だろう。
しかし、この様な提案が受け入れられる可能性は20,000パーセントない。

高野連はおろか、日本人のほとんどがこう言うだろう。
「高校球児は甲子園を目指しているのに他の球場で高校野球などあり得ない」

「甲子園」は100年のブランドである。
それではどうするか?
時期も場所も変えない、それは、要するに誰かが死ぬまで何も変えないと言っているに等しい。

さて、簡単な解決策を示す

甲子園球場に屋根をつけてドーム球場に作り直すべし。

費用はどうする?巨額な費用がかかるだろう。
簡単だ。
朝日新聞社(と一部を毎日新聞社)が負担すれば良い。

約100年の高校野球を主催する中で、直接、間接を問わず相当な額の利益を朝日新聞社にもたらしたはずである。
コンテンツとしての高校野球は巨額な利益をもたらす割に、その利益の源泉たる高校球児には1円のギャラも支払われていない。

100年間利益をもたらせた高校球児に(今後の、だが)ここらで少しは還元したらどうか?
朝日新聞社は費用を負担して甲子園球場に屋根をつけるべし。
甲子園球場ドーム球場に作り変える程度では余りある利益を朝日新聞社毎日新聞社は既に得ているであろう。
これこそが社会貢献であると思うが、いかがだろうか?

では、

理系でこれから大丈夫か?

今日、週刊誌「東洋経済」のサイトで下記の記事がアップされた。

toyokeizai.net

「理系社員 サバイバル白書」と題した特集記事の宣伝で、記事の一部分、旧三洋電機が中国ハイアールに買収されてから、元から三洋にいた従業員がどんどんリストラされている現状を紹介している。
本誌を購入し読んでみたが、一言で言うと、これまで技術者は自分の専門に打ち込んでいればリストラと無縁であったが、今ではどこもかしこもリストラの嵐で、技術者も例外ではない。という事が書かれてある。

この特集では、残念ながらではどうすれば良いという解はない。
(念のために言うと、他の記事では、理系出身の上場企業社長のインタビューとか、ベンチャー企業を選んだ若者などの記事もありリストラ一辺倒ではない)

そもそも今まで理系は安泰であったのか

バブル崩壊から既に20年以上景気低迷が続いているので文系出身者(=ほぼ全て営業職)の生み出す経済的価値が相対的に低下し、比較的に理系出身者(技術者)の方が、最近では雇用面で安定しており、年収においても高い状態であるといっても良いだろう。
しかし、これは最近の事であって、昔はそうではなかったといったら信じるだろうか。

僕はバブル絶頂期に大学生だったが、当時は文系の方が年収は高い事が常識だった。当時、最も偏差値の高い学生は東大法学部->大蔵省、ちょっと落ちてその他官僚へ、次に総合商社、銀行・生損保・証券、マスコミと人気企業ランキングは続いたと記憶する。
総合電機メーカーも人気はあったが、松下電器・ソニーであっても年収では総合商社・金融に大差をつけられていた時代であった。

東大でないと話にならない国家公務員一種は別として、バブル期に遊び呆けていた文系大学生が人気企業に就職するのに必要な能力はただ一つ、「コミュニケーション能力」であった。
就職活動の面接では誰も彼もが「自分はサークルでこれだけたくさんの人をまとめた」アピールばかりだった。
あまりにも能天気な時代であったが、このアピールは実は理にかなっている。
文系出身者のほぼ全ての仕事は広い意味での営業であり、営業に最も必要な能力はコミュニケーション能力である事に疑いはないからだ。

それに対して理系の学生はどうであったか、
人付き合いが得意でなく、あまりに能天気な文系学生についていけない勉強好きは理系を選ぶより他無かった。
理系を選ぶ他無かったが、居心地は良かった人たちはたくさんいた。
人気ブロガー・藤沢数希氏( Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) | Twitter

)の言葉を借りれば、次のツイートの通りである。

本質的に理系の人たちは自分の好きな事だけに没頭しておけば良かったし、勉強ばかりしてた(研究室でまじめにしないと卒業もできない)ので、景気低迷で人が余ってきた文系出身者をよそに、理系の人たちの企業の需要は相対的に向上してきた。
それが近年の理系有利の構造であった。

では今後理系で大丈夫か?

今までは自分の専門分野に特化していればそれで良かったし、それを求められていた。
しかし、東洋経済の特集記事のテーマの様に、今後は陳腐化した技術しか持っていない技術者は不要なのである。

「社内にあなたの仕事はないので、社外で探してください」

と言われないとは限らない。
ではどうしたら良いか?

答えは書かれてない

しかし、ヒントはある。
東洋経済本誌のこの特集の次のページにこう書かれてある。

ダメだと感じたら外の世界で勝負する

詳しくは東洋経済を買って読んでください。

(僕は東洋経済新聞社から1円ももらってません)

では、

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高学歴は使えない

全ての学歴の高い人に当てはまる話ではありません。どちらかというとミスマッチといった方が良い話です。

僕の勤務先は外資系のメーカーの日本法人で、日本の従業員は100名程度、本社は海外で、世界シェアはトップクラスの会社だ。
しょっちゅう中途採用を募集していて、どんどん人が辞める入れ替わりの激しいところである。はっきりいってあまり行儀のいい会社とはいえない。

しかし、世界でトップクラスのグループの日本法人なので資金は潤沢で、立派なオフィスビルで贅沢にフロアを占有している。
そんなところなので、時々間違えて国立大学卒とか、大学院修了(修士)とか高学歴の人が入社してくる。

しかしそんな高学歴の人たちはみんないなくなった。
はっきりいって使えないのである。

「使えない」には2通りの意味がある。

  • 使えない 1
    <能力が高すぎて、その能力を発揮させられるマネジメント能力も仕事の機会もこの会社に無い> という意味 本来の意味で「役不足」の場合だが、僕の経験上そんな人がいた記憶はない。

  • 使えない 2 <その人に対する評価が、期待した働きができない人> の意味 ウチにかつていた高学歴者はみんなこれだ。

例えば以前、新卒で東京の有名私立大学卒が入社してきた事がある。
私立大学ではトップクラスだ。
どうもウチが「外資系」というだけで、バリバリ英語を使って、たまには海外出張もあって、カッコイイ会社と勝手に思ってた様だ。
新卒なので、全く0から仕事を教えるが、初めから舐めてかかっている事がバレバレだ。
半年ほどいたと思うが、仕事を覚えようとする態度は全く見せず、自分が望んでいるキャリア形成が見込めないとかなんとか言って辞めた。
同期入社で残っている新人に聞くと、ホンネは(営業活動で訪問する工場内の)「臭いが嫌い」だったそうだ。

彼は新卒入社で半年ほど、営業に出始めて数ヶ月だったが、1個も商品を売らず退職した。

また、他にも、理系で大学院修了(修士)の新卒もいた。
ウチの会社は技術部もあるが、基本的には営業のバックアップとして数人いるだけで、全社員の7割程度は営業である。
彼も営業として、地方営業所に配属された。
先ほどの有名私大卒とは違い、大学院まで出て勉強は随分していたので当初は客先で随分と頑張ってた様だ。
だが、そのうち、客先からのクレームが続く様になった。
本人の素質かどうか分からないが、客と話が通じない。客には大企業もあるが、鉄工所のオヤジもいる。
どうも、営業に行ってるのに、客の言う事を間違ってるとか言い出して客を怒らせるらしい。
彼も1年程度で退職した。

その他にも中途採用で高学歴な人が何人かいたが、いずれも数年も経たずに辞めていった。

高学歴には高学歴が必要な職場があろうが、僕の勤務先では邪魔だった

僕の勤務先は相当ブラックと言ってよい。成果のでない営業に対する詰め方は相当キツイ方だ。
立派なオフィスビルと広々とした部屋の見た目とは裏腹に、社風はワンマン社長のブラック企業そのものだ。
そんなところに、立派な学歴だけをもった中途半端な高学歴者が間違えて入社しても、変に高いプライドが社内を生きるのを邪魔するだけだ。
学歴に関係なく、本当に優秀な学生や社会人は間違ってもウチには来ないが、高学歴のくせにまともに勉強もしてこなかった変なのだけが、たまにウチにきて、例外なく文句を言いながら辞めていく。
学歴に飛びついて採用するウチの上もどうかと思うが、立派な大学・大学院を出て、それなりの企業に(有名企業が必ずしも良いとは言わないが)就職できてない状態で、自分には足りない部分があると自覚しないといけない人たちもたくさんいると思うのである。

では、

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三菱重工神戸造船所

このタイトルに引っかかる人はまあいないだろう。
変な話だが本題をあまり目立つようにしたくなかったのでこのタイトルにした。

神戸市には三菱重工・神戸造船所(通称神船)と川崎重工・神戸工場が海に向かってほぼ隣に並んでいる。
数年前(東日本大震災以前)、僕はたまたま、そのどちらの工場にも仕事で出入りさせて頂いた時期があった。
どちらも広大な工場で様々なものを製造しているが、正門から入った一番奥(海側)に造船所がある。
工場内を好き勝手に歩き回る事はできないので、造船関係は仕事に関係なかった僕は造船所に入った事はなかった。

近年、船舶建造での国際競争力低下から、三菱重工神戸造船所では民間船舶の建造を長崎造船所に集約した為、神戸では民間船舶の建造は現在行われていない。
造船所としては主に潜水艦の建造に特化している様だ。

www.mhi.co.jp

川崎重工でも潜水艦を建造しており、この2工場で防衛省向け潜水艦を作っている。

日本では武器輸出三原則があって、潜水艦を輸出する事はなかったが、最近オーストラリアの潜水艦調達計画に共同開発相手として選んでもらえる様、ドイツ、フランスと争っていた。
ところが、今日この様なニュースがあった。

www.sankei.com

「熱意が欠けていた」との事で、検討対象から外された様である。 残念な結果だが、無理もないだろう。

何しろ武器本体の輸出である。今はあまり注目されていないが、反対する人たちは相当出てくる。
原発の輸出でも国を挙げてセールスをする他国に比べて、国内に反対勢力が多数いる日本では、一致団結して受注を後押しするなど期待できない。
国内に反対勢力が確実に出ると思えば、「熱意」もでないだろう。受注競争では有利に戦えない。

あまり大きな声では言えないが、防衛品の輸出は儲かる。
潜水艦自体の建造費が高額な事はもちろんだが、それとともに、メンテナンスで長期に渡り安定した収益が期待出来る。
造船業界では定期的なメンテナンス時期はあらかじめ決められており、収益を得られる時期を計画的に管理できるらしい。
また、補修部品についても、防衛品は特注品ばかりなので相当利益率が高い。
僕が三菱重工に出入りさせて頂いたのは造船ではなく、原発関係だったが、そこでは入札があるが、認定を受ける事のできる業者は限られる為、一般企業向けとは比較にならないほど利益率の高い見積もりがまかり通るので本当に驚いた事がある。
(但し、東日本大震災より以前の話なので、現在は状況が違うかもしれない)

防衛品は儲かるのである。
そしてそれが、今までは防衛省向けだけなので、あまり高額になると税金が一部の企業を潤す事になってしまい、社会的に問題になる可能性もあり得るが、輸出となれば別である。

海外からどれだけぼったくっても気にする事はない

日本はお人好し過ぎてカモにされているケースがよくあると思う。
少しくらい強欲すぎると感じるくらいで世界的には普通だろう。
そういう意味で、今回受注できない事がほぼ確定したことは残念に思う。

では、


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(熊本地震)自衛隊の皆さんありがとう。

自衛隊は国民の為に働いてくれている。

僕は今回の熊本地震の被災者ではないし、直接自衛隊に何かをして貰った訳ではないけれど、
自衛隊の皆さんへ本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

大規模災害があるたびに自衛隊が派遣され、その様子をニュースで知る事になるが、その度に本当に国民の為に良く働いて貰えると感じている。

自衛隊の活動は様々あるが、災害派遣の活動の中で、炊き出しも非常に迅速に行われる。
炊き出しで被災者へ配る他に、自衛隊員も食事は当然取らなければならないが、その事についてこんな記事があった。

netgeek.biz

調理した温かい食事は被災者に食べてもらうものだから、自衛隊員は車の中でひっそりと冷たいままの缶詰を食べるらしい。
住民の事を最優先にした、なんと規律正しく、忍耐強い人たちだろう。 足を向けて寝られない。

自衛隊への理不尽な言動について

忍耐強いと言えば、彼らには非常に理不尽な言葉を投げかける人たちがいる。
とにかく自衛隊が嫌いな人たちだ。
この記事も見てもらいたい。

netgeek.biz

「迷彩服は学校にこないで」などと横断幕に書いている。

明白な職業差別であり、人権の侵害だ。
この様な主張をする人たちは、あたかも社会正義を担っているつもりであろうが、特定の団体に良い様に操られているとしか思えない。
自分のしている事の意味が理解出来る能力があるか非常に疑問であるが、
この様な謂れのない差別を受けながら、何一つ文句も言わず黙々と任務を遂行される自衛隊の隊員の皆さんは本当に立派だと思う。
本当に国民の為に働いてくれている。
もし身近で自衛隊の方が活動されておられたら、「ありがとう」と言おう。

では、

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「被災地へ支援物資を送りたいと思ったら読む記事」に関して

被災地へ支援物資を送りたいと思ったら読む記事
について、非常に良い記事だと思う。
このブログを書いた人は平成27年の関東・東北豪雨での被災者で、その経験からこの記事を書いたとの事だ。
支援物資の仕分けに関して、具体的で適切な意見だ。

特に、

支援物資という名の「ゴミ」を送らないでください

に同意する。
使ってない衣服や毛布等を「まだ使えるから」と送ろうとする人は多いだろう。
だが、それらは全てゴミになるとの事、その通りだ。

せっかく送ったのにゴミだなんてと思うだろうが、
下記の、被災地で現在仕分けを手伝っていらっしゃると思われる別の方のツイートにある通りだ。







本当に支援をしたいと思ったら、義援金を送ろう。

では、

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投資信託は買ってはいけない

マイナス金利の状況である。
個人の預金の利率がマイナスになる事は無いと断言するが、もはや利息など無いに等しい。
相当預金があっても、間違って時間外にATMを利用すればATM手数料で数年分の利息が飛んでしまう状況だ。

こんな時だから少しでもまとまった現金をもっていたら有利な運用先を考える事は当然だろう。運用を詳しい人に相談したいと考えれば、日本人の銀行に対する信用は依然として高いから銀行の窓口で相談する人もまだまだ多いだろう。
特に郵便局は絶対に庶民の味方と信じて疑わないから、窓口で投資信託を勧められたら躊躇なく購入するお年寄りはいくらでもいるだろう。

僕は仕組みを分かっている銀行や郵便局の窓口係員には良心の呵責というものはないのかと疑う。

投資信託は絶対に買ってはいけない金融商品だ。

ゆうちょ銀行のホームページから引用する。

投資信託は、お客さまの資金を専門家が運用し、その収益が分配される元本非保証型の金融商品です。

「元本非保証型」と書いてある。
間違ってはいないが適切ではない。
こう書いてあると大概、

「状況によっては元本割れの可能性もあり得るから仕方なくそう書いているけど、まさか簡単に元本割れになる商品を銀行が、(郵便局が)扱ってるわけないでしょ」

と都合良く受け取る。
間違いだ。
「元本割れ」とは本質的に違う。

購入した瞬間、マイナスからのスタートなのである。

なぜか?
そもそも投資信託を運用しているのは銀行でも郵便局でもない。
運用会社は別にあり、銀行(ゆうちょ銀行も含め)、証券会社は代理販売をしているだけである。
投資信託は契約が成立した時点で、運用とは全く無関係に販売会社に定率の販売手数料が支払われる。
契約成立の瞬間、気が変わったから解約と言っても手数料は支払われた後なので、もうその時点で換金できる金額は相当減っていると考えなければならない。
もう一度言う。運用とは無関係に販売手数料が支払われ、マイナスからスタートなのである。

そのマイナスを埋める事さえ困難な運用しかできない状況だ。

銀行員は決して庶民の味方などではない。
投資信託は買ってはならない。  

では、

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